紋別の原生花園 2007


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コムケ原生花園    2007.7.15
コムケ原生花園は紋別市から国道238号線を南に20kmの海沿いにあります。小清水のようなところを想像して言ったのですが、少し違っていました。
ざっと見渡すと花園というよりは草原です。
遠くに黄色の地帯が見えたのですが何かを確認せずこの場を去ってしまいました。
あの奥にコムケ湖があるとおもわれます。
草原の中をよく見回してもハマナスがあるくらいで植生豊かな場所とは思われませんでした。
見渡す限りこのイネ科とおもわれる草に覆われています。
なんと言う植物なんでしょうね。
それで海岸のほうへ出てみました。
これはシロヨモギですね。
ハマエンドウ

みつけられた植物はこれくらいでした。ちょっとがっかりでこの場を離れました。
あとでわかったことですが、ここのメインはコクケ湖で主に野鳥だということです。
秋になるとコクケ湖ではサンゴ草の群落が見られるそうです。
この日は陽殖園がメインでどちらかといえばついでに立ち寄ったかたちでした。
もう少し下調べをしてから来るべきでした。
オムサロ原生花園    2007.7.15
オムサロ原生花園はコムケとは反対に紋別市から10kmほど北にあって、渚滑川を挟んで砂丘地帯に約1キロにわたって続く海岸性原生植物の群落です。ここにはオムサロ・ネイチャー・ビュー・ハウスや遊歩道があるので植物たちが観察しやすくなっています。
オムサロ・ネイチャー・ビュー・ハウス
エゾカワラマツバ エゾスカシユリ
ここは何とか原生花園と呼べる植物がありました。
ここが遊歩道の入り口です。
こちらのほうが原生花園らしい風景です。
かなり多くハマナスの群生が見られます。
これはエゾノヨロイグサか?
こちらはエゾノシシウドでしょうか?

北海道に生える大型のセリ科植物にはアマニュウ、エゾニュウ、エゾノシシウド、エゾノヨロイグサ、オオハナウド、オオカサモチなどがあります。その中でエゾニュウはその大きさや茎の太さが並外れていてすぐにわかります。それ以外ものは花を見ただけでは判別しにくいのです。しっかり葉の写真を撮っておくべきでした。
キタノコギリソウ エゾカワラナデシコ
さてこれもセリ科ですね。そんなに大きくはありません。
葉っぱがよく見えないので、判別できません。
2009.8.2 UP
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