私がバラを始めるきっかけになったバラ園です。
札幌市を見下ろす高台にあり、バラは400種、4000株あります。
入場料、大人500円、小中学生300円です。
 写真は2002年7月20日、道立近代美術館でゴッホ展を見に来たのですが、それならばと思い出のこのバラ園を再び訪れました。あいにくの雨模様で札幌市内が霞んでいます。              
2002.7.20

 いつ行っても天気に恵まれなかった、ここちざきバラ園でしたが2003年7月13日は好天に恵まれました。去年は花が痛んでいたためほとんど写真を撮りませんでしたが、今年は状態も良くたくさん写真を撮ってきました。
 しかし、それぞれのバラを見てみると冬越しがうまくいかなかったのか貧弱な状態のバラが目立ちました。つるバラもほとんどつるの体を成していないものばかりでした。やはり、親会社の地崎工業の経営が影響しているのでしょうか。
 このバラ園はHT(ハイブリッド・ティ)とF(フロリバンダ)が主体です。他にモダンシュラブ(修景バラ)とイングリッシュローズとわずかなオールドローズがあります。                        
2003.7.13


定番のアングルからまず一枚             2002.7.20撮影       
晴れていればもっとすっきり札幌市内が見えるんですけどね。
まだ、地面が濡れています。
以前は、アーチを覆いつくすぐらいつるばらが伸びていたと思うのですか・・・
ここまでが、2002年の写真です。


                              以下2003.7.13撮影
アーティストリー (HT)  
Artistry
J&P アメリカ  1997

花はコーラルピンクのはずが日に焼けたのか白っぽくなっています。
半剣弁高芯咲き、13〜14cmの大輪です。 


ブルー・パフューム (HT) 
Blue Perfume
タンタウ ドイツ 1978

ブルーじゃなくてもブルーという薔薇の世界は何か変な気もします。
これはもちろん、バラに青色がないのでそれに憧れてのことなのでしょう。実際、色の説明をするとき日本では「藤色」と言う言葉を使うのも不思議な気もします。半剣弁高芯咲き、ピンクがかった藤色(笑) 強香です。


シャコック (F)  
Chacok
メイアン  フランス 1985

ネット検索でもあまり登場しないバラです。人気がないのかな。


プレシアス・プラチナム(HT)  
Precious Platinum
ディクソン イギリス 1974

深紅の大輪です。香りもいい。


ピンク・ラ・セビリアーナ (F) 
Pink la Sevillana
メイアン フランス 1984

ラ・セビリアーナの枝変わり種。花期が長く咲き続けるとのこと。


紫雲 (HT)
Shiun
京成バラ園芸  1984

濃い紫色で、整った剣弁高芯咲き。樹高が110〜140cmと高くないので鉢植えにも向く。


L.D.ブレスウェイト(ER)  
L.D.Braithwaite
D.オースチン  イギリス 1988

最後にイングリッシュ・ローズです。ピンク赤でロゼット咲きになります。
去年、このバラの札がついた苗を市内の園芸店で買いました。
ナ、ナ、ナント、オレンジ色のバラが咲いたのです。樹形も全然違いました。がっかり。





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