上野ファームは100年続いている米作り農家です。場所は旭川市の最も北に位置した永山町、その自宅
の周囲に広い英国風ガーデンがあります。道路寄りの方にイギリスでガーデニングの勉強をしてきたという
娘さんが作る英国風ボーダーガーデン、奥はそのお母さんが作るマザーズガーデンがあります。いま、旭川で
最も注目を集めているのがこの上野ファームガーデンです。


 これがマザーズガーデン。とても1枚の写真には収まりません。
 マザーズガーデンの特徴は何と言ってもそのワイルドさにあります。一般の園芸植物からハーブ、山野草に至るまで、これでもかというくらい、ぎゅっと詰まっています。
 私がびっくりするのはその植え込み方の大胆さです。植物の高低差や種類など良く言われるセオリーはここにはありません。その自由さがワイルドで魅力的な庭を造りだしています。
 また、10年前からハーブを作っていたというだけあって、庭にちりばめられたそのハーブ種類の多さにも驚かされます。
入り口でバーバスカム(モウズイカ)が
にょっきりとお出迎えです
 2003.12.18 UP
  
 2004.1. 1 UP
  



 こちらは娘さんのサークルボーダー。さすが計算し尽くされた植物の配置で、季節ごとに咲く植物が入れ替わっていきます。イギリスから直接取り寄せた珍しい植物もあるということです。この他にもミラーボーダー、ロングボーダーも見ものです。
 こちらはまだ、若い庭なので今後年数を重ねてどのように成長していくのかワクワクです。
 上野ガーデンの見ごろは6月中から7月末あたりまででしょうか。私はそれ以降も好きですけどね。9月からは次の年への準備で忙しくなるので、見学は控えた方がいいと思います。
 上野ファームでは丘のふもとの小さな苗屋というナーセリーをやっています。宿根草が主体で、ホームセンターや園芸店では見かけないものもあります。 どうぞお入り下さい
内から外から楽しめる構造になっています





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