フラウ・ダグマー・ハストラップ(HRg)

 庭づくりを初めて7年になりました。いきなりバラの世界に首を突っ込んだこともあり悲喜こもごもの毎日でありました。最初に突き当たった壁が「冬越し」だったことはいうまでもありません。北海道のバラ園がそろってやっている「掘り起こして寝かせる」というやり方に納得できず、いまだに植えたままの冬越し法を模索しています。庭を造り始めた頃の話は「庭づくり物語」や以前の現ページ(ごあいさつ)に書いたとおりです。
 冬越し方と同時に北海道向きのバラを探すことも大 きなテーマとして、たどり着いたのがハイブリッ

2006.7のpotato庭

ド・ルゴサでした。ルゴサとはハマナスのことで北海道になじみの深いバラです。その優れた性質から海外ではたくさんの交配種(ハイブリッド・ルゴサ)が作られていました。しかし、北海道に住む私たちがそのほとんどを知らないという現状に、俄然やる気の炎がが燃え始めました。そうしてできたのが「あんたがたルゴサ♪」とそれに付随するコンテンツ群です。私自身も集め始めて現在20種を超えるルゴサ持ちとなりましたが、巨大になるものが多く、わずかな土地での栽培に限界を感じているこの頃です。ルゴサに関して、これからのテーマはルゴサの楽しみ方や一般家庭で育てられるお勧め品種の紹介と考えています。

 さて、わが庭の現状ですが、当初植えられていたハイブリッド・ティー(HT)やフロリバンダ(F)などのバラはほとんど姿を消しました。現在は原種、オールドローズ、ハイブリッドルゴサを含むシュラブローズ、が大半を占領しています。ほとんどが北海道向きのバラで枝折れを防ぐ程度の支えで楽に冬越しできるものばかりです。残ったHT、Fやイングリッシュローズもまだ20種ほどあり、これで冬越し実験を続けています。
 実を言うと、庭そのものに植えているバラの密度は以前に比べるとまばらになっています。その理由は、庭は庭としての形を保ちたいこと、バラ以外の植物も植えたいことがありました。現在はバラ以外の植物の割合のほうが多いかもしれません。しかし、私の性格でしょうか、バラ以外の植物でも特定のものに偏る傾向があるようで、現在は、ゲラニウム、ジギタリス、バーバスカムなどに興味を惹かれているところです。


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2006.10.23
2003.3〜2006.10までの「ごあいさつ」
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