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ちょっとだけGeraniumへ


     白いゲラニウム二種 2006.6.19 UP   
ゲラニウム レナルディ(Geraniumu renardii)

 レナルディはコーカサス地方に自生する原種のゲラニウムです。
 ゲラニウムの花色といえばピンク〜紫〜青の範囲です。花色だけからいえばありふれているのかもしれません。しかし、ゲラニウムの魅力のポイントは花びらに入る模様にあるかもしれません。このレナルディの白い花びらに入る紫のすじ模様はなかなか魅力的です。
 花びらは4.5cmほどで少し大きめです。花びらには切れ込みがあり少し細長いハート型です。ひとつの花茎に5、6個の花をつけます。草丈は30cmほどでさほど大きくなりません。初夏の一季咲き。
 特徴は爬虫類の皮膚のようなこの葉っぱです。ゲラニウムの中でもかなり特徴的です。
ゲラニウム クラーキー カシミールホワイト
(Geranium clarkei Kashmir white)


 カシミールホワイトは名前の通りカシミール地方に自生する原種のゲラニウムです。プラテンセ近縁の種だそうですが、そのわりにはあまり背は高くないようです。
 花びらは丸くて少しピンクがかった紫のスジが入ります。花の大きさは4〜5cmでレナルディとほぼ同じか若干大きいかもしれません。草丈は30cm40cmでまとまりはよいほうです。初夏の一季咲き。
 葉っぱには深い切れ込みがあり、プラテンセ系であることを思わせます。

 ゲラニウムは比較的だらしな系のものが多いのですがこのふたつは比較的コンパクトで、雨が降っても形が崩れないところがいいですね。レナルディ、カシミールホワイトともに私としてはお気に入りとなりました。


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