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     青けし咲く 2006.6.28 UP   
 メコノプシスは「ヒマラヤの青けし」として最近知られるようになってきましたが、暑さに弱いこともあり本州では一部の愛好家たちによって栽培されるのみでです。本州の夏の暑さに晒されるとひとたまりもないのでそれぞれ涙ぐましい努力と工夫が必要のようです。北海道では比較的栽培しやすいですが、それでも旭川の夏場30度を超える気温はやはり厳しいようです。


メコノプシス・グランディス
(Meconopsis grandis)

 約50種類あるといわれるメコノプシスのうち比較的手に入れやすいのがベトニキフォーリアとこのグランディスです。どうしてこの2種なのかはわかりませんが、暖地での栽培が容易ということなのかもしれません。
 このグランディス、ホーマックで買って植えて以来3年目の春を迎えました。今年は子株が3つできています。春先の寒さにはびくともしません。
 ところで去年あたりから、園芸店でもホームセンターでも青けし苗をまったく見かけなくなりました。やはり栽培が難しいせいで売れなくなったのでしょうか。もう種から作る以外になさそうです。
                     ’06.5.14
 その一月後です。順調に成長して蕾もあがってきました。期待に胸が高鳴るところです。  ’06.6.11
 蕾が開いてきました。ん?んん〜?!!
どうしたんだ?花びらに口紅を塗ってあらわれた?
もう少し開いてみると痛んでいることがわかりました。
あぁ〜がっかり、後に咲く花に期待することにします。
 全体像です。後に続く花も最初ほどではないにしろ若干口紅つきです。しかし、株そのものは立派な姿です。更に子株ができるかどうかが4年目の条件です。後は種から苗を作ることに挑戦するしかありません。ひとつがんばってみるか。
メコノプシス・ホリドゥラ
(Meconopsis horridula)

 青けしと言ったときの代表種はやはりこのホリドゥラです。
その透き通るような深い青色はどんな人をも魅了するに十分の魅力を持っています。
 幸いなことに同じ市内に青けし栽培の師匠がいます。このホリドゥラはその方からいただいたものです。ちょっと生育が遅れておりますが咲くことだけは間違いなさそうです。ところがこの青けし、なかなか青く咲かんのですよ。どうしてかな〜?今年は何色で咲くかどうか注目です。


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