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ちょっとだけGeraniumへ


    ゲラニウムの王者 プラテンセ 2006.9.21 UP   
ゲラニウム・プラテンセ
Geranium pratense


 王者などと書くと、異論のある人もいると思いますが、あえてそういいたくなるような、魅力あふれる品種であることもわかっていただきたいところです。単に私が好きだという理由もありますが、ここは少し客観的にプラテンセの魅力を見ることにします。
 まず、この美しいブルーそしてぴんと伸びた花びら。背が高くて60〜80cmほどもあり、だらしな系が多いゲラニウムの中で、そのしっかりした立ち姿は威厳に満ちてさえいます。またプラテンセは数々の園芸種を生み出す元となっていて、この点でも王者というにふさわしいかもしれません。

撮影:2006.6.18
 かなりの大株となります。花は透き通るようなブルーで4cmほどあり、咲きそろったときの姿は見事です。
 我が家のプラテンセはいまだ鉢植えのまま、植え場所を探してうろうろしますがいまだ良い場所が見つかっておりません。お隣の庭にでも植えてやろうか(爆)
 和名はノハラフウロ(野原風露)

撮影:2006.6.20
ゲラニウム・プラテンセ・アルビフローラム
Geranium pratense albiflorum


 上記プラテンセの白花です。混じり気のない完全な白でなかなか美しいです。形状や特徴は花色が違う以外はブルーのプラテンセとほぼ同じです。

撮影:2006.6.20
 いつもは盛大に咲くこの白花ですが、今年は何か病気にかかったように葉がちりちりとなってあまり咲きませんでした。葉の裏にアブラムシがつくこともあるらしくチェックしてみましたがそうではありませんでした。もうかなり古い株なのでそろそろ新しいものに更新したほうがよさそうです。
 プラテンセは種つきがよくその気になればたくさん採れますし、こぼれダネから出た株を拾うこともできます。

撮影:2006.6.23
ゲラニウム・プラテンセ・ストリアトゥム
Geranium pratense striatum


 白にブルーの絞りが入った品種で、スプリッシュスプラッシュという名称で売られていることもあります。模様が珍しいこともあってなかなかの人気のようです。しかし、種から作ろうとすると単色(特に白花)になる確率が高いようです。
 これもかなり長くわが庭を飾ってくれていますがいまだ衰えを知りません。

撮影:2006.7.1


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