2004年7月4日撮影
百合が原公園は札幌市の中心部から北東に約8キロ、敷地面積24.1haの広大な総合公園です。公園の名が示すとおり、世界のユリやハーブを始め様々なスタイルの庭園があり、とても1日で見尽くすことはできないほどです。どれだけのものがあるかは百合が原公園オフィシャルサイトの主な施設でご覧下さい。 百合が原公園には一般で言うようなバラ園はありません。案内図にもバラのある箇所はローズウォークとバラ花壇以外示されていませんが、実際にはバラはいたるところに植えられていて、品種数はかなりの種類にのぼると思われます。その中でも数カ所バラが中心として集められている場所があります。その一つが「ローズウォーク」で小道沿いにオールドローズ、モダン・シュラブ、HSp、ERなどが植えられています。またバラ花壇とはどこからどこまでをさしているのでしょう。案内図に載っていないバラスポットがいくつかあります。この案内図の左、バラ花壇のある一角のダリア園と線路に挟まれた狭い道沿いに、かなり多くのハマナス交配種(HRg)が植えられています。さらにその奥には、バラの原種園らしき場所があるのですが、これも案内図には書いてありません。他に案内図でバラ花壇の上、薄い黄色で示されているところはワイルドガーデン(未完成?)のようになっていて、ここにも数々の珍しい原種バラやオールドローズがあります。 こうやって文字で書いていること自体はがゆいので、行った方はとにかく探してくだされ。 '04.10.12UP |
ここで、ローズウォークの小道の写真を出したいところなのですが、撮ってません。何でかっていうと、撮るのを忘れたのです(^^; 去年も忘れました(末期的)、ということで こちらをご覧下さい。 左の写真は・・・どこでしょう(^^;)☆\バキ |
ローズウォークにはER以外のモダンシュラブがかなりあります。その一部を紹介します。 ウイリアム・ブース William booth カナダ 1999 マックスグラフとコルデジーとの実生およびモダンローズとの交配によるらしい。エクスプローラーシリーズ(注)のバラのようです。 (注)エクスプローラーシリーズ 探検家、冒険家の名前を冠する強耐寒性のバラのシリーズ。 |
Lillian Gibson リリアン・ギブソン Hansen, Niels Ebbsen アメリカ 1938 あまりにかわいいピンクと整った花形ですね。花びらがハート型なのもいいですね。 |
Prairie Harvest プレイリー・ハーヴェスト Buck, Dr. Griffith J. アメリカ 1985 明るいレモンイエロー、ほんのり赤みもさしている。 |
さてこの辺からオールドローズを紹介します。 右の写真は一面のハーブ畑です。その中にぽつりとバラが咲いていました。もちろん名札はありません。なんでしょう。ガリカかケンティフォリアかもしれませんね。 ここはゴタクを並べず写真だけでいきましょう。コメントはいずれ入れますのでよろしく(^^; |
Uilliam Lobb ウイリアム・ロブ (M) M.Laffay フランス 1885 |
Trigintipetala トリギンティペタラ (D) 別名:カザンリク[Kazanlik] |
Pompon Blanc Parfait ポンポン・ブラン・パルフェ (A) Verdier フランス 1876 |
Louise Odier ルイーズ・オディエ (B) Margottin フランス 1851 |
La Rubanee ラ・ルバニー (C) Vibert フランス 1845 |
百合が原公園のオフィシャルサイトによると、右の中央花壇やハマナシコレクション、シュラブローズ通り、原種園合わせてバラ花壇ということのようです。 実を言うとこちらのシュラブ、原種はあまり花が咲いていませんでした。しかし、原種は聞いたこともない名前のものがかなりあり興味を引かれました。右写真はその原種コーナー。 |
Arther Hillier アーサー・ヒリアー (HSp) Hillier イギリス 1938 |
Rosa soulieana ロサ・ソウリエアナ (Sp) |
Rosa stellata var. mirifica ロサ・ステラタ・ミリフィカ (Sp) |
Rosa x macrantha ロサ・マクランタ (Sp) |
しりきれとんぼな内容でゴメンナサイ。 まだまだ、魅力的なところがあるのですが、写真に撮り切れていません。来年、何度か通って制覇したいと思います。そのときは、このページも大きく変わるかもしれません。なお、ハマナシコレクションはあんたがたルゴサ♪に掲載しましたのでここでは省略する事にしました。 |